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T.I | 福島キヤノンの人と仕事 | 福島キヤノン株式会社

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革新的な技術で設計の未来を切り拓く

生産技術部 生産技術第三課
T.I

2024年入社
創造工学科卒業

現在の仕事

国内外の各拠点に納めるインクジェットプリンターの生産装置や治工具のメカ設計を担当しています。
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私は、国内外の生産拠点に納めるインクジェットプリンターの生産装置や治工具のメカ設計を担当しています。
具体的には、仕様の理解から始まり、構想、3Dモデル作成、図面作成、部品発注という流れで行います。
メカ設計は製品の品質や生産性を大きく左右するため、設計者は製品の使用環境や要求される機能を考慮しながら、素材や形状、構造など、あらゆる面で効率的かつコストパフォーマンスの高い設計をしなければなりません。
また、他部門と連携し、何度も議論を重ねて構想をねりながら設計を進めていくことも大事です。 業務難易度が高い分、設計した装置・治工具が完成した時、大きなやりがいを感じます。 生産現場の作業者が使いやすく、低コストかつ高品質な製品を生み出せる装置・治工具の製作ができるように、信念を持って取り組んでいます。

エピソード

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現在の課に配属されて三か月後、ある治具の設計を任されました。この治具の設計は、課に配属されて初めて担当した設計案件でした。
高専の機械コースを卒業しましたが、知識不足や経験の浅さからたくさん悩み、思うように設計を進めることができませんでした。そんな時に先輩から「こうしたほうがもっとよくなるよ」とアドバイスをいただき、私が設計者としてレベルアップできるような視点で解決に向けたヒントを出してもらったおかげで、治具を完成させることができました。
たくさん悩み、うまくいかなかったこともありましたが、試行錯誤しながら設計をする面白さや自分で設計した物が形になることのうれしさを感じることができました。

福島キヤノンを選んだ理由

小さいころからものづくりに興味があり、ものづくりに関わる仕事に就きたい、そして、高専で学んだことを存分に生かせる企業で働きたいと考えていました。
企業研究を進める中で、福島キヤノンでは自分が今まで使用していた馴染みのあるキヤノンのプリンターやその関連製品を生産していることを知り、興味を持ちました。
その後、福島キヤノンの会社説明会に参加し、生産装置の設計製作をしているというお話を聞き、ここなら高専で学んだことを生かせると思い応募しました。

学生のみなさんへのアドバイス

高専生へのアドバイスになりますが、みなさんは他の学校とは違い、専門的で実践的な技術や知識を学んでいます。
その強みを生かせば、必ず希望する企業に就職できるはずです。たくさん企業があり、とても悩むと思いますが、自分の足で企業説明会やインターンシップなどに参加して企業の雰囲気を感じることで、自分に合う企業が見えてくると思います。

一日のスケジュール

8:15
始業
8:20
朝会
9:00
担当案件の装置・治工具の設計
11:00
PMでの打ち合わせで使用する資料作成
12:00
お昼休憩
13:00
関係部門へ3Dモデルの進捗報告
15:00
打ち合わせでの内容を3Dモデルへ反映
16:45
退社
18:00
金曜日は地元の酒田に帰省して遊ぶこともあります
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※ 取材時の所属のため、異動している社員もいます。