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丹治 郁織 | 福島キヤノンの人と仕事 | 福島キヤノン株式会社

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全体統制の視点で生産をコントロールする

生産管理部 生産管理第一課
丹治 郁織

2013年入社
人文社会学 人間発達文化学類卒業

現在の仕事

世界中の販売要望数に合わせて、出荷計画/生産計画を立案し、部品の手配を行います。そしてそれぞれが計画通りに進むように統制を図ります。
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私はインクジェットプリンターに搭載されるプリントヘッドの生産計画立案・生産統制業務を担当しています。世界中のプリンターの販売状況に合わせて、出荷計画/生産計画を立案し、その計画に合わせて製品を生産できるよう、部品を手配します。そしてそれぞれの計画が滞りなく進むよう、統制をすることが私の仕事です。
部品手配から出荷まで、関係各課が私の立てた計画をもとに動くので、責任が重く、計画にミスがあると納期に影響が出てしまうため常に緊張感があります。しかし、自分の計画で製品の生産をコントロールしているということにやりがいを感じます。全体を俯瞰して眺めること、自分の意見をきちんと言うこと、トラブルにも柔軟に対応することを意識して業務に当たっています。

エピソード

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仕事の面白さを実感したのは、生産管理に配属になって2年目のことです。初めて新製品立ち上げの担当を任され、社内の部門だけではなく、キヤノン株式会社の関連部門とも連携し、装置を立ち上げ、試作段階を経て、実際に製品の生産が始まるところまで一通りの経験をさせてもらいました。生産に漕ぎつけるまで、開発状況や評価状況を把握して日程をコントロールし、試作計画や部品の発注計画を作成するため、何度もキヤノン株式会社の矢向事業所に足を運びました。右も左も分からない中で、予期しないトラブルもたくさん発生し、辛いこともありました。しかし、ミスをカバーし手厚くフォローしてくださる上司・先輩や、品質のこと・技術のことを根気よく教えてくださる他部門の先輩方のおかげで乗り越えることができました。

福島キヤノンを選んだ理由

福島キヤノンに入社した決め手は、身近なものをつくっているということです。地元で就職したいと思い福島の企業を中心に調べていた時に、福島キヤノンに出会いました。大学でも使っていたキヤノンのプリンターを生産していることに興味を持ち、会社説明会に参加しました。想像していた工場と異なり、きちんと整頓された職場で、装置が自動で動き、たくさんのインクカートリッジが出来上がっていくところを見た時に面白いと感じました。また、先輩社員と話をした時に、他社以上に明るく親切な人が多かったところにも好感が持てました。身近なものを作っているからこそユーザーの反応が見え、やりがいを持って仕事ができるというところに一番の魅力を感じ、この会社を選びました。

学生のみなさんへのアドバイス

たくさんの企業を前に、自分がどんな仕事をしたいのか悩む時には、自分の興味や性格を深掘りすることが大切だと思います。
「人と接する仕事」や「地元の企業」など、興味のあることをたくさん書き出し並べてみて、優先順位をつけてみましょう。そうすると自分の就職活動の軸が見えてきます。
軸が固まると自分に自信を持って面接にも臨めると思います。
ぜひ実際に会社説明会に参加し、会社や社員の方々の雰囲気を見ながら、自分のキャリアへのイメージを膨らませてみてください。

一日のスケジュール

8:15
始業 同じ所属メンバーで業務進捗報告の朝会
8:30
担当製品の生産進捗を確認
→実際に現場を歩いて生産ラインの状況や出荷の進捗を確認します
10:00
確認した生産進捗をもとに計画の見直し
→タスクリストを作って優先順位を立てながら業務に当たります
13:00
関係部門と打ち合わせ
→装置状況や修理計画などを共有し生産計画への影響を考えます
15:00
翌月の生産計画を製造職場の職場長と確認
16:45
終業
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※ 個人情報保護の観点から、仮名を使用している社員もいます。
※ 取材時の所属のため、異動している社員もいます。