開く

木村 史依 | 福島キヤノンの人と仕事 | 福島キヤノン株式会社

mainPhoto

常に最新技術を探求し自ら発信できるメカ技術者へ

工機設計部 工機設計第二課
木村 史依

2018年入社
理工学域 機械工学類卒業

現在の仕事

私は、キーパーツ部品の社内製作チームに所属し、主にメカ設計を行っています。
photo01
メカ設計と聞くと、部品に必要なデータを計算して、CADで図面を引くというイメージがありますが、福島キヤノンのメカ設計はそうではありません。担当する生産工程で必要な部品に対し、どのような品質が求められているのかを考え、その上で仕様を決め、考えた機構できちんと動作するのか、最後まで責任をもって設計・検討・確認を行います。その他にも、設計した部品の耐久性確認のため検討機を製作して実験を行うこともあります。部品についての検討は繰り返し行うため、チーム内で自分が一番詳しくなっていることもあります。メカ設計業務では、新たな技術を自ら調べて提案し、装置を製作できなければ製品が生産できないため、時に行き詰って苦しさを感じることもあります。しかし、新しいことに挑戦することが好きな私にとっては、常に最新の技術や知識を習得し、頭をフル回転させながらゼロから装置を作り上げることにやりがいを感じています。

エピソード

photo
現在の課に配属されて2日後、ある装置の設計を任されました。機械系の学部卒とは言え、知識不足や経験の浅さもあり、上司の話を理解することも難しく、さらに検討・仕様決め・設計を進めていく間に悩むことがたくさんありました。そのような中、私が悩むたびに、一番歳の近い先輩が「この情報がないと、ここの形状が決まらないよね」などと、自分で考え答えを導き出せるようなアドバイスをしてくださいました。そのおかげで、徐々に自ら考え検討できるようになり、結果として、量産機の設計も無事完成に漕ぎつけることができました。
考えるヒントをくれた先輩のおかげで、自ら考えて仕事を進めていくことの楽しさ、考えたものが形になることの嬉しさを知ることができました。

福島キヤノンを選んだ理由

昔から家電好きで、さらに大学時代から行っているオリエンテーリングという地図を使うスポーツの影響で、プリンターにはもともと興味がありました。
オリエンテーリングは走りながら地図上の地形や記号を読んで最適なルートを選択し、ゴールまでのタイムを競う競技です。そのため地図の情報を瞬時に読み取れるようにするために、地図の印刷の美しさが非常に重要になってきます。何度か大会運営も行ってきたため、さまざまなメーカーのプリンターで印刷された地図を見てきましたが、オリエンテーリングの地図にはキヤノンのインクジェットプリンターが最適でした。自分が好きなスポーツに他の人とは違った面から関わりたい、そして、大学時代専攻していた機械や金属材料についての知識を活かせたら…という気持ちでこの会社に入社を決めました。

学生のみなさんへのアドバイス

私自身、自分のやりたいことができるかどうかを考えて就職活動を行っていましたので、受験する企業はかなり絞っていました。
社会人になると、“自分の考え”で決断をしなくてはならない場面が増えます。
その第一歩が、自分が働く会社を決める就職活動だと私は考えています。
周りに流されるのではなく、自分の意志で何がしたいのかを考え、自分にとって一番だと思える道を選んでほしいと思います。

一日のスケジュール

7:00
起床
8:15
始業・朝会
8:30
設計・検討業務
10:15
他拠点とのWeb会議などの打ち合わせ
12:00
社員食堂にて同期と昼食
13:00
AMで設計検討した内容の資料作成
15:00
資料をもとに上司への説明および承認
16:45
翌日の業務を確認し、退社
18:00
趣味のランニング
20:30
夕食
24:00
就寝

※休日や有給休暇を使って趣味のオリエンテーリングをしています

privatePhoto

※ 個人情報保護の観点から、仮名を使用している社員もいます。
※ 取材時の所属のため、異動している社員もいます。