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本田 東瑚 | 福島キヤノンの人と仕事 | 福島キヤノン株式会社

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新技術を取り入れ、図面をカタチにプリンター本体事業を支える製品技術者へ

技術部 技術第六課
(キヤノン株式会社出向中)
本田 東瑚

2017年入社
工学部 電気情報工学科卒業

現在の仕事

プリンター本体の製品技術を担当しており、新製品の立ち上げやコストダウン、品質改善、新規技術導入などの業務を行っています。
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私が設計・検討した部品がプリンター本体に組み込まれ、「製品」として世の中に送り出すことができるため、とてもやりがいを感じられる業務です。プリンター本体の生産は、自動化生産ラインではなく、セル生産で行っています。セル生産とは、1人または少人数の人手によって組み立てから完成までを行う生産方式のことを指します。そのため、プリンターの組み立てを実際に行っている組立部門の方々と、積極的にコミュニケーションを取り、困っていることなどを吸い上げることが重要となります。そういった点に関して、生産性、コスト面、品質面などさまざまな点を考慮して改善を実施し、その結果「仕事がやりやすくなった」と笑顔で言ってもらえた時に、とても達成感を感じます。

エピソード

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入社して初めて担当した業務が、業務用フォトプリンターの立ち上げでした。立ち上げ業務中、組立部門で問題が発生したので、対策案を検討し、キヤノン株式会社の設計部門へ提案を行いました。しかし、私が考えた対策案は作業効率向上に重点を置いた内容だったため、実際に実施するとコストが高くなってしまい、多視点での検討ができていなかったため提案を通してもらうことができませんでした。その後、数か月間ですがキヤノン株式会社の設計部門で業務をする機会を与えてもらい、生産性に加えコスト面や品質面など、さまざまな視点から検討する方法と、その重要性を理解することができるようになりました。結果的に、私が検討した部品が製品の一部に組み込まれ、とても嬉しかったことを今でも覚えています。失敗から新しい事を身につけ、次に挑戦していくことが大切だと感じました。

福島キヤノンを選んだ理由

小さい頃からものづくりが好きだったため、ものづくりに関わる仕事がしたい、そして、ブランド力のある企業で働きたいと漠然と考えておりました。そういった中で福島キヤノンでは、自分が今まで使用してきたインクジェットプリンターの部品や、業務用フォトプリンター本体を製造している企業であると知り、このような誰もが知る“キヤノンブランド”の生産に携われるなら!と思い、応募に至りました。また、会社説明会に参加した際に感じた“明るく人柄の良い会社”というイメージも福島キヤノンを選んだ理由の一つです。

学生のみなさんへのアドバイス

今の時代、インターネットで調べれば必要な情報を得ることができますが、気になる企業があれば、実際に自分の足で会社説明会などに積極的に参加することをお薦めします。
企業は、各社それぞれに独自の社風があり、それは、インターネットで調べるだけでは感じることができない情報です。
会社説明会などに参加することで、文字や写真だけでは分からなかったことをたくさん感じることができるはずです!ぜひ、足踏みせずに一歩踏み出しましょう!

一日のスケジュール

6:30
【起床】
8:15
【始業・朝会】所属メンバーと連絡事項の共有、生産の進捗状況の確認
9:00
【検討】コストダウン、品質改善、生産性改善等の検討
12:00
【昼休み】社員食堂で同期と昼食 (遊ぶ予定や仕事の話などをしています)
13:00
【打合せ】AMで検討した内容を組立部門の方と共有、要望の聞き取り
15:00
【部門対応】組立部門での問題対応(動作不良、組立不具合など)
16:45
【終業】
17:00
【退社】
17:15
【運動】会社の同僚と体育館でバレーやバスケをしてリフレッシュ!
21:00
【夕食】運動後はみんなでご飯を食べに行きます
22:00
【帰宅】
24:00
【就寝】
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※ 個人情報保護の観点から、仮名を使用している社員もいます。
※ 取材時の所属のため、異動している社員もいます。