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F.K | 福島キヤノンの人と仕事 | 福島キヤノン株式会社

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板金部品の外製加工は私に任せてください!

工機設計部 工機設計第二課
F.K

2018年入社
理工学域 機械工学類卒業

現在の仕事

私は、社外の加工メーカーとキヤノングループの設計部門・社内の関連部門との間を設計ルールに基づき橋渡しおよび調整を行っています。
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私は現在、新製品の板金部品について、社外の加工メーカーとキヤノングループの設計部門・社内の関連部門との間を設計ルールに基づき橋渡しおよび調整を行っています。
設計や検査担当者など部品に関わる全員が加工について理解し、設計ルールがきちんと守られる場合にはこの仕事はさほど必要ありません。しかし、100人以上もの人が関わるため、全員が加工やそれに伴うルールを同じ基準で理解し守るのは難しいことです。また、加工の特性から新しくルールを整備しなければならない場合もあります。
現状の設計計画やルールの中、もしくは新しいルールを整備しながら、いかに部品機能を維持しつつ部品の加工を可能にするか、加工工数を下げてコストダウンにつなげられるかを、社外のメーカーや当社側関係部門と会話しながら考え、技術的な視点から調整するのが私の業務です。

エピソード

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現在の業務は、キヤノングループのあらゆる部門や社外のメーカーとの関わりが非常に多く、組織ごとの考え方や文化の違いに面白さを感じるとともに、その中でプロジェクトを進めることの難しさ、やりがいを感じます。
入社から6年目までは、今とは別の技術開発業務を行っており、現在一緒に仕事をしているメンバーはそれまでほぼ接点が無かった部門の人たちです。板金加工については初心者で、もちろん板金メーカーとの繋がりもない状態でした。
板金加工について勉強しながら、社内の品質・調達部門と共に社外のメーカーと部品形状に関する協議を何度も行いました。その中で他部門の考え方・加工現場の実情や設備による特色を把握し、設計拠点ごとの思想等も加味した上で「本製品の板金部品はこうする」とまとめ、関連部門へ展開していく作業はとても骨が折れる仕事でした。
現在も試行錯誤を繰り返しながらの成長途中であり、この業務の難しさは変わりません。ただ、部品が問題なく完成したときには、達成感を感じることができます。

福島キヤノンを選んだ理由

昔から家電好きで、さらに大学時代から行っているオリエンテーリングという地図を使うスポーツの影響で、プリンターにはもともと興味がありました。
オリエンテーリングは走りながら地図上の地形や記号を読んで最適なルートを選択し、ゴールまでのタイムを競う競技です。地図の情報を瞬時に読み取れるよう、地図の印刷の美しさが非常に重要になってきます。
何度か大会運営も行ってきたため、さまざまなメーカーのプリンターで印刷された地図を見てきましたが、オリエンテーリングの地図にはキヤノンのインクジェットプリンターが最適でした。自分が好きなスポーツに他の人とは違った面から関わりたい、そして、大学時代専攻していた機械や金属材料についての知識を活かせたら…という気持ちでこの会社に入社を決めました。

学生のみなさんへのアドバイス

社会人になると、“自分の考え”で決断をしなくてはならない場面が増えます。
その第一歩が、自分が働く会社を決める就職活動だと私は考えています。
周りに流されるのではなく、自分の意志で何がしたいのかを考え、自分にとって良いと思える道を選んでほしいと思います。

一日のスケジュール

8:15 
始業 朝会にて1日の業務内容や連絡事項の共有
8:30 
業務開始
9:00 
他部門・他拠点含むチーム定例会議
自部門内で解決できないことに関する相談や互いの業務進捗共有など
10:00
設計部門への部品形状に関する依頼投げ込み用資料作成
12:00
社員食堂にて昼食
13:00
AMに作成した資料をもとに設計部門と打合せ
15:00
打合せ内容をまとめ、外部メーカーへ共有・説明
16:00
個別の部品形状や加工内容に関する問合せ対応
(対外部メーカー、設計部門)
16:45
翌日の業務内容を確認し、退社
18:00
買い物・帰宅・趣味のランニング
休日は登山に行くことも!
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※ 取材時の所属のため、異動している社員もいます。