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A.S | 福島キヤノンの人と仕事 | 福島キヤノン株式会社

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福島キヤノンの「鑑識」部門 ものづくりで発生する事件や謎を解明せよ!

第二技術部 技術22課
A.S

2012年入社
生命機能科学専攻 生物資源環境科学府卒業

現在の仕事

化学分析・物理分析を中心とした分析部門の課長代理を務めています。
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福島キヤノンにおいて課題が発生した際、さまざまな分野の職場が協力し団体戦で解決していきます。
その中で私の仕事は、課題に対して分析を武器にアプローチし解決に導くことです。
分析業務は、事実・状況把握→分析計画策定→サンプル分析→データ解析・考察→報告という流れで進めます。
報告を受けた部門では、分析で判明した事実を元に解決策を取ります。分析のアウトプットから、事件や謎が一気に解決へと動き出す場面を見るたびに達成感を感じます。
主力の分析装置は、電子顕微鏡・X線CT装置・収束イオンビーム断面加工装置(観察)、FT-IR(有機物分析)、LCMS(液体成分分析)、GCMS(揮発成分分析)、蛍光顕微鏡(生物分析)などが挙げられます。

エピソード

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私が携わった分析手法が製品の検査方法に採用された時は、仕事に対する手応えと喜びを感じました。
新たな微生物検査方法を導入することになり、私の学生時代の専攻分野だったことからアドバイスを求められました。
検査の目的から適切な原理の選択、使用器具の選定、プロトコルの構築など、自分の専門知識を生かしつつ、対象製品に合わせた調整を重ね、最終的には私の提案が採用されることになりました。
キヤノンブランドの新製品を安全にお客さまのもとへと届けるための一端を担うことができ、工場における分析業務の醍醐味を感じました。

福島キヤノンを選んだ理由

入社のきっかけは、採用ホームぺージ記事でした。インクに関わる仕事がしたい・研究職よりもダイレクトにものづくりに直結する業種がいい・専門知識も生かしたい……等、自分がやりたいことを考えながら就職活動を行っていたところ、福島キヤノン(製造業)を見つけました。当時の分析部門の課長インタビューが掲載されており、福島キヤノンに分析専門の仕事があるのだと強く印象に残った覚えがあります。

学生のみなさんへのアドバイス

ご自身の「納得度」を大切に!
就職活動では様々な選択肢があり、迷うシーンが数多くあると思います。
迷いが生じるときは、自分自身が納得できる選択を心がけていくと、自分らしく働くことのできる職種や会社に出会うことができます。
悔いのない就職活動ができることを陰ながら応援しております。

一日のスケジュール

8:30
始業(育児のため、業務時間の変更制度を活用しています)
8:45
メールチェック
9:00
分析作業
10:30
所属部門ミーティング
各分析の進捗状況や困っていることなどを共有します
12:00
昼食
13:00
分析作業
14:00
分析データの考察・まとめ・報告書作成
15:30
分析ヒアリング 分析の依頼元と、依頼内容の確認を行います
17:00
退社
18:30
夕食
21:00
子どもを寝かしつけているうちに、一緒に就寝
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※ 取材時の所属のため、異動している社員もいます。