今日は、福島キヤノンの職場環境や今後の目標についての座談会ということで、ファシリテーターを務めさせていただきます。よろしくお願いします。
早速ですが、現在の職場環境について教えてください。男女の比率や、女性に対する仕事や評価について何か感じたことはありますか?
調達管理課は、16人中5人が女性です。就活中、製造業は女性社員が極端に少ないというイメージを持っていました。でも、配属されたときに職場を見渡してみると、約3人に1人は女性で少ないとは感じませんでした。また、性別で業務に差があると感じたこともありません。
私は入社してからずっと技術部にいます。現在の技術12課では18人中3人が女性です。正直、女性は少ないですが、だからといって困ったことはありません。技術部の他課にも女性社員がいるので、課の垣根を越えて交流することもあります。業務面でも、男女関係なく責任ある仕事を任せてもらえる環境だと感じています。
QA第二課では27人中、13人が女性です。男女比は半々です。私も入社してからずっとQA部に所属していましたが、昨年1年間は上司から「分析業務を学んできてほしい」という期待を背負って技術部に異動し、分析業務を習得してきました。今年からまたQA部に戻り、分析・検査業務のチーフを任されています。これからチーフとして責任をもって頑張りたいと思っています。
それぞれの職場で、性別での差はなく、皆さん活躍されているのですね。
私は予定がある時に休みたいタイプで、気がづくと有給休暇を全然使わず仕事に没頭しているということがあります。そんな時は上司から「たまには有給休暇を使ってリフレッシュしてね!」と声をかけてもらえるので、業務の都合をつけて、有給休暇を取得しています。
入社してすぐは、有給休暇を使うタイミングが分からず取得できずにいました。
入社後1か月が経った頃、上司から「有給休暇が付与されたよ、遠慮せず休みを取ってね」と声をかけてもらったので、都合を見て有給休暇を取得しています。周りの方々も、それぞれの休みたいタイミングで休んでいる印象なので、休暇は取得しやすい環境だと感じています。
私の職場では、業務の見える化、多能工化が進んでいるので、休暇はとても取りやすいです。業務ごとに主担当、サブ担当がいるので、子どもたちの急な体調不良などで休まなければいけない時もフォロー体制が整っていて安心して休暇を取得できます。
そうですか。皆さん忙しく活躍される中でも、ご自身のタイミングで休暇が取得できているようで安心しました。
活躍といえば、Y.Wさんは2022年の「MVP」※1に選ばれましたよね。受賞までの経緯を教えてください。
大学では化学系を学んでいたのですが、配属されたのはなぜかバリバリの機械系でした(笑)
でも私の性格が「負けず嫌い」なので同期や同僚に負けたくない気持ちで、必死に機械系の知識を勉強しながら業務に取り組んでいました。
2022年は入社5年目となり、プロジェクトのメイン担当者として先輩社員や同僚、そして他拠点まで巻き込んで改善を実施し、大きな成果を出すことができました。
それが評価され、MVPに選んでいただくことができました。自分の成果というよりは協力してくださったチーム全員の成果だと思っています。とても良い経験になりました。
Y.WさんのMVPの発表を聞いていたので覚えています。成果も素晴らしいものでしたが、何より楽しんで仕事をしているのが伝わってきて、とても良い発表だったと感じました。
仕事もプライベートも楽しめるのが一番ですよね。
I.Tさんはお子さんがいますね。仕事と子育ての両立は楽しめていますか?
子育ては楽しいですが、日々、めまぐるしく時間が過ぎ去っていきます。
でも、会社の制度が整っているので仕事と子育ての両立はしやすいと感じています。2歳と4歳の子どもがいるので、突然の体調不良で保育園からお迎え要請の電話がくることが多々あります。そのような時でも、仕事の途中で時間単位休暇を利用してすぐに迎えに行ってあげることができます。
また、今は短時間勤務をしていませんが、上の子が小学校に上がるタイミングで始業時間を短縮し、朝の登校を見送ってから出社したいと考えています。
家庭状況で柔軟に働ける環境があるので安心ですよね。仕事も家庭も、頼れる人を頼って楽しんで過ごしてくださいね。 M.Tさんは入社して1年経ちましたね。1年間を振り返っていかがでしたか?
入社前、会社は「ピリピリと常に緊張しているところ」と思っていました。
入社したら、そのイメージとは全然違って驚きました。調達管理課は穏やかな方が多く、何がわからないのかわからない状態の私にも優しく声をかけてくださって、本当に良い職場環境だなと感じています。
職場の方がそれぞれ持っている担当業務について丁寧に説明してくれて、いろいろなことを幅広く学んでいます。とても楽しく仕事ができています。
そうですか。良い意味でのギャップを感じながら、業務に取り組まれているのですね。それでは最後に、皆さんの今後の目標を教えてください。
入社2年目となり、さまざまな部門や取引先と関わる機会が増えてきました。その中で円滑に話をまとめたり、急なトラブルにも臨機応変に対応できるようになっていきたいです。
今はまだ、イレギュラーな案件は自分一人で対応しきれません。周りの先輩社員を見習ってどんなことにも柔軟に対応できるようになりたいです。
私は、自分の業務に自信を持ち、周りに安心して頼ってもらえる人材になりたいです。そのために、一つひとつの課題に対して真剣に取り組んでいきたいと思っています。 周りにいる上司や先輩、同僚をよく観察し、良いところを積極的に真似していきたいです。
私も周りから必要とされる人になりたいです。現在はまだ、業務を進める上で自分一人の考えでは不安な点があって、先輩や上司に確認し進めることが多いです。
今後は、この案件はY.Wさんに任せるよ!と言ってもらえ、自分の考えで一通りの業務を行えるようになることが目標です。
さらに、最近結婚をしたので、今後はライフステージの変化が予想されます。会社の制度を活用しながら、仕事でも育児でも自分のありたい姿に向かって努力し続けたいと思います。
皆さん頼もしいですね。ありがとうございました。皆さんと話をして素敵な刺激をもらいました。性別に関わらず、皆さんそれぞれ持っている強みや個性を生かして、自分の目指す姿に向かって高め合っていきましょう。
※ 取材時の所属のため、異動している社員もいます。