インクジェットプリンターに使⽤されるインクには、300℃以上の瞬間的な加熱に耐える熱安定性や、世界各国の有害物質規制をクリアする化学安全性など、多くの性能が同時に求められます。キヤノンは、これらの性能を備えつつ、発⾊性や耐候性に優れたインクの開発を⾏なっています。
福島キヤノンは、こうしたインクの製造に加え、インクタンクの組⽴からインク注⼊、梱包まですべての組⽴作業を⼀貫して⾏う⾃動化ラインでインクタンクを⽣産しています。
また、⼩規模、中規模、⼤規模⽣産ラインを導⼊し、多品種⽣産や需要変動に対応する体制を構築しています。
インクタンクを構成する樹脂部品は、⾦型設計から⽣産まで、福島キヤノン内で対応できる体制を構築してます。
⾃動化ラインで、複数部品の組み⽴てと、インク注⼊をしています。
インク注⼊後のインクタンクを⾃動ラインで個別に袋詰めし、化粧箱を組み⽴て、外装箱に梱包します。
インクタンクに加え、⼤容量インクボトルも福島キヤノンで⽣産しています。